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2009年04月

お針子になって最初にしたことは、自分の服作り。
裁縫屋さんの店舗の奥の布置き場を借りて、ちょきちょきちくちく見よう見まねで作ってみました。
まだまだ高品質なものなんてつくれなくて、なんとか型紙どおりの形になっただけの服だけれど、初めて自分でお洋服が作れたのよ!
生成りのお洋服に、好きな色の染め粉を染め桶に溶かしてお洋服を染めてみます。
なかなか思ったとおりの色が作れなくて苦労したけれど、これでようやくお洋服一式の完成。
薄いピンクの重ね着の下からのぞく濃いピンクのインナーがポイントよ。
これに、綺麗に染められた空色のエプロンと、萌黄色の羽つき帽子!
満足できる服が出来上がった頃にはすっかりと夜になっていました。
明日も修行頑張るわ。
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おばあちゃんにならった書写の技術が今日役に立ちました。
ニューヘイブンの広場で魔法スクロール

なんの魔法スクロールか聞いたら、リコール(遠い場所へ瞬間的に移動する魔法)のスクロールが欲しいんですって。
リコールくらいなら私の書写技術でも何とか書けるから、作ってあげることにしました。
ニューヘイブンにある魔法学校の図書室で本を見ながら書こうと思ったら、私のかばんに白紙のスクロールと書写用の羽ペンが入っていました。
入れた覚えないのに…
きっとおばあちゃんが入れたんだわ。
うまくかけなくて何度も失敗して、こんなことならもうちょっとまじめに習っていればと思ったけれど、なんとかリコールスクロールを5本作ることが出来て、それを広場でまっていた人に渡したら、お礼にと、素敵な革の手帖をもらいました。
なんだか年代物のようだけれど、中身は白紙。
時間もかかっちゃったし、お礼なんて頂けないと返そうと思ったら、ボソッと「やっと手放せてホッとした」とその人がいいました。
手放せてよかったってこの手帖のこと?
気付いたらもうその人はいなくて、手帖も返せずに私の手元にあるけれど、この手帖なにかあるのかしら?
うーん…?
わかんない。
よくわからないけれど、せっかくだから使わせてもらっちゃおっと。
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まずは手に職をもたないといけません。
おばあちゃんに習った自分が出来ることといえば、魔法とお裁縫と書写を少し。
魔法は厳しい世界で生きていくためには必要なことだと教えられたもので、これを本職にして怖いモンスターに自分から向かっていくのはちょっと怖い。
書写は…あ、書写って魔法の呪文をスクロール

魔法スクロールを読めば魔法を使うよりも簡単にその魔法の効果が得られるとても便利なものなのよ。
それで、書写はメイジに身近なものだからと教わったけれどわたしはあまり得意ではなくて…
お裁縫は、家に古い糸車があってわたしはその糸車が大好きで、森のヒツジから毛をもらって糸をつむいで遊んでいました。
つむいだ糸を使っておばあちゃんは色々なものを縫ってくれたな…
そんなことを思い出していたら、私の足は自然と裁縫屋さんへ向かっていました。
お針子見習いとして、これから修行がんばるわ。
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